青森市森林博物館は、青森駅西口より徒歩１５分ほどの所にあります。西洋建築が見事な木造の建物です。古い話で恐縮ですが、映画「八甲田山」でも、参謀本部のある場所として冒頭シーンに出てきていました。
同施設のHPによるとこの施設は、明治４１年に建設された青森大林区署の旧庁舎本館を修復し、青森営林局庁舎が新築されるのを機会に、昭和５３年に市制施行８０周年記念偉業の一つとして、昭和５７年１１月に旧庁舎を転用して設置されたものだそうです。
中には、自然・森林と人間生活のかかわりあいや、緑化・林業知識の普及向上に関する物が多く展示されており、全国初の森と木を考える博物館です。時々で写真展や各種イベントも多数開催されています。
休館日は毎週月曜日と年末年始で、開館時間は午前９時から午後４時３０分まで。観覧料は小・中学生が無料、高校・大学生は１２０円、一般は２４０円です。
森や木とともに歩んできた青森県の歴史をみる上で、一度はおいでになってはいかがでしょうか。
